寒くなると古傷が痛むって本当?原因と対処法をご紹介します。


寒くなると古傷が痛む、というシーンを映画などで見たことがある方もいるでしょう。しかし、これは決してフィクションではありません。実際に季節の変わり目になると古傷が痛む人は、珍しくないのです。それはいったいなぜでしょうか?

そこで、今回は古傷が痛む原因とその対処法をご紹介します。単に「気のせい」だけで片付けてしまうと、後で思わぬ障害が出てくるかもしれません。古傷が痛む場合は、対処が必要なこともあるのです。「古傷が痛む」という方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

  1. 古傷って何?
  2. 古傷が痛む原因とは?
  3. 古傷が痛む場合の対処法とは?
  4. こんな場合は病院へ行こう
  5. おわりに

1.古傷って何?

映画や漫画では、刀傷など目立つ傷をさすりながらながら「古傷が痛む」というシーンが描かれることがあります。ですから、古傷をあとが残るようなひどい傷だと思っている方もいるかもしれません。しかし、医学的にいうと古傷は「過去に受けた外傷」の総称です。ですから、切り傷だけでなく、打ち身、やけど、骨折、凍傷などいろいろな「古傷」があります。治ったはずの骨折が「寒くなると痛くなる」という場合も、古傷と呼ぶのです。

2.古傷が痛む原因とは?

では、なぜ古傷が痛むのでしょうか?この項では、その原因の一例をご紹介します。お心当たりのある方もいるのではないでしょうか?

2-1.血行不良

けがをすること自体は、決して珍しくありません。ちょっとしたすり傷や切り傷は、記憶に残らないことも多いです。一方、「古傷」というのは何年たっても覚えているようなひどいけがでしょう。ですから、たとえ完治してもけがをした周りに筋肉や神経に傷が残ってしまうことがあるのです。

人の体には、たくさんの神経が張り巡らされています。寒くなったり天気が悪くなったりすると、「交感神経」が活発になるのです。
すると、「ノンアドレナリン」という物質がたくさん分泌されて、痛みを感じる神経も活発になります。

一方、筋肉などに傷が残っていると、血行が悪くなりやすくなったり収縮がうまくいかなかったりするのです。痛みを感じる神経が活発になっているときに血行不良になると、神経が刺激されて痛んだりうずいたりしやすくなります。

2-2.古傷の周辺に、異常が出てきている

古傷やその周辺は異常のない場所よりも、弱いです。ですから、ダメージがたまっていくとほかの場所よりも痛みが早く出ることもあるでしょう。特に、靭帯(じんたい)や腱(けん)など、関節周辺のよく動かす部分を傷つけてしまった場合は、けがの再発も珍しくありません。

2-3.気持ちの問題

腕や足など体の一部を切断した場合、「幻肢痛(げんしつう)」といって切ってしまったはずの部位が痛むことがあります。古傷が痛む、という話はポピュラーです。ですから、「古傷は痛むもの」と思ってしまうと、痛みを感じる場合もあります。また、自分がけがをした季節が近づくと「そういえば、このころにけがをしたな」と、そのときのことを思い出す人もいるでしょう。人の記憶というのは、感覚とセットになっていることも少なくありません。ですから、記憶とともに痛みもよみがえる人も多いのです。

3.古傷が痛む場合の対処法とは?

では、古傷が痛んで困る場合はどうしたらよいのでしょうか? この項では、痛みを解消する方法をご紹介します。

3-1.温める

古傷が痛む原因の多くが血行不良です。ですから、温めて血行をよくしてあげると痛みがやわらぐことが多いでしょう。お風呂につかってもよいですし、カイロや温しっぷなどを利用しても効果的です。また、「冷え」というと冬場をイメージしますが、夏でも冷房が効いているところは体が冷えやすいでしょう。冷房が効いている職場で働いている方や冷房が効いているところで長時間過ごす場合は、古傷の周辺を冷やさないように気をつけてください。

3-2.マッサージをする

古傷の周辺は、筋肉が固まっていることもあります。ですから、マッサージをして筋肉をほぐしてあげましょう。自分でやってもよいですが、「あんまマッサージ」などを受けると、より効果的です。ただし、リラクゼーションを目的としたマッサージ店では効果はあまり期待できません。国家資格の「あんまマッサージ指圧師」が経営しているマッサージ店に行きましょう。また、整体院でも筋肉をほぐすマッサージを行っているところがあります。

3-3.整体院で体を調整する

整体院とは骨格のゆがみを矯正したり、筋肉をほぐしたりする場所です。整体院で施術を受けることで痛みが和らぐことも少なくありません。整形外科を受診しても「問題ない」といわれた場合は、整体院で相談してみるのもよいでしょう。

3-4.古傷のことを考えないようにしよう

人は「痛み」や「苦しみ」に敏感です。一度ひどい痛みを経験すると「また、あの痛みが襲ってくるのではないか」と考えると、気になって仕方がなくなるかもしれません。しかし、その結果古傷を意識しすぎて痛みを感じやすくなることもあるのです。

古傷を完全に忘れることは無理かもしれません。しかし、意識しないようにすることはできます。古傷に意識が向かないように、仕事や趣味などに集中しましょう。また、「痛んだら整体院に行けば、大丈夫」など、解決方法を考えておくと気分が楽になります。

4.こんな場合は病院へ行こう

長時間古傷が痛み続けたり、日に日に痛みが強くなっていたりする場合は古傷の周辺に何らかの異常が発生している可能性があります。
ですから、このような症状が起きた場合は、できるだけ早く整形外科を受診してください。痛みの原因が分かれば、対処法も見つかります。古傷の痛みというのは、大部分が問題のないものです。しかし、ごく一部ですがかつてけがをした場所やその周辺に異常が起きる場合もあります。ですから、「気のせい」「がまんしていれば治る」と思いこまないで、病院へ行ってください。

特に、成長期の子どもがけがをした場合は、成長とともに古傷の状態も変化します。場合によっては、病院での治療が必要になるでしょう。

5.おわりに

いかがでしたか? 今回は古傷が痛む原因とその対処法についてご説明しました。
まとめると

  • 古傷が痛む原因は、血行の悪さや神経の活発化が原因。
  • 傷に問題がない場合は、血行をよくするために温めたりマッサージをしたりするとよい。
  • 整体院で、体を調整してもらうと痛みがやわらぐこともある。
  • 普段と違い、いつまでも痛みが治まらない場合は病院へ行こう。

ということです。古傷だけでなく、関節炎なども寒くなったり低気圧が近づいたりすると痛みが強くなる場合もあります。ですから、天気予報を確認して冷えそうだったり天気が悪そうだったりした場合は、古傷を温める準備をしておきましょう。また、整形外科を受診しても異常がないといわれ、温めてもそれほど効果のない場合は整体院で、体を調整してもらってください。


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