その頭痛、首こりが原因かも! 今日からできる首こり・頭痛解消法!


「首こりが起きるとなぜか頭痛もする……」と悩む方が非常に多くなってきています。もしも脳の病気だったら、寝たきりになったり麻痺になったりするかも知れません。原因がわからないと不安ですよね。そこで、今回は首こりと頭痛の関係性と解消法についてご紹介します。

  1. 首こりと頭痛の関係性とは?
  2. 首こりによる頭痛の原因
  3. 首こりによる頭痛の解消法
  4. 首こりと頭痛に関連するQ&A

この記事を読むことで、首こりと頭痛がどのように発生するのかを知ることができます。首こりからくる頭痛の解消法についてもご紹介していますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!

1.首こりと頭痛の関係性とは?

1-1.首こりについて

首こりの主な原因は「解剖学的原因」「神経生理学的原因」「心理学的原因」の3つに分けられます。自身がどの原因に当てはまるかを考えてみましょう。

1-1-1.解剖学的原因

  • 骨のゆがみ
  • 姿勢の悪さ
  • 筋肉バランスの崩れ

1-1-2.神経生理学的原因

  • 自律神経の乱れ
  • 運動神経の乱れ

1-1-3.心理学的原因

  • ストレス
  • 不安
  • 緊張

1-2.頭痛の原因、メカニズム

頭痛には大きく分けて「一次性頭痛」と「二次性頭痛」があります。一次性頭痛は病気が原因ではない場合に起こる頭痛のことで、二次性頭痛は病気が原因の頭痛です。

1-2-1.一次性頭痛の主な原因

一次性頭痛には「緊張型頭痛」「偏頭痛」「群発頭痛」の3つの種類があります。緊張型頭痛は、血行が悪くなり、首や頭の筋肉が緊張することで発生する頭痛です。多くの頭痛がこの緊張型頭痛のため、最も一般的な頭痛として知られています。後頭部を中心として、頭全体が締め付けられるような鈍痛が特徴です。そのため、しばしば「孫悟空の金の輪をはめられたような痛み」と表現されることがあります。

偏頭痛はいまだに正確なメカニズムが解明されていません。しかし、女性に多いことから、女性ホルモンの乱れなどが原因ではないかと考えられています。ズキズキと脈打つような強い痛みが特徴です。光や音に敏感になったり吐き気をもよおしたりすることもあります。また、人にもよりますが、前兆として「視野に光が見える」場合があるようです。

最後に群発頭痛ですが、こちらも正確なメカニズムはいまだ解明されていません。しかし、目の後ろにある内頸動脈(ないけいどうみゃく)が拡張・炎症を起こすことで発症しているのではないかといわれています。ほぼ毎日決まった時間に発生し、目の奥をえぐられたような強烈な痛みを発するのが特徴です。この世で最も苦しい痛みの一つともいわれ、あまりの痛みに耐えかねて自殺してしまう人が多いことから、「自殺頭痛」などとも呼ばれることもあります。

1-2-2.二次性頭痛の主な原因

二次性頭痛は病気に伴う頭痛のことですが、頭痛を引き起こす病気は数多くあります。たとえば、風邪やインフルエンザのような軽い病気で発症することもあれば、くも膜下出血などの命にかかわるような重い病気で発症することもあるでしょう。そこで、この項目では、特に命にかかわる病気をご紹介します。

  • くも膜下出血
  • 脳出血
  • 脳腫瘍
  • 脳動脈解離(のうどうみゃくかいり)
  • 髄膜炎

この中でも、特に恐ろしいのがやはり「くも膜下出血」です。ほかの病気の場合、即死するリスクはあまりありません。しかし、くも膜下出血の場合、頭痛が出るとあまりの痛みから気絶し、そのまま昏睡(こんすい)状態に陥って死んでしまうというケースが少なくないからです。また、脳腫瘍も、治療が難しいという点で、くも膜下出血に並んで恐ろしいといえるでしょう。悪性腫瘍だった場合は発見が遅れれば死に至ります。たとえ治療できても再発や転移のリスクがあるのです。

1-3.首こりと頭痛の関係

一次性頭痛のうち、緊張型頭痛の場合、原因が似ているため肩や首のこりも伴います。つまり、こりやすい方は頭痛になりやすく、頭痛癖のある方は首や肩もこりやすいでしょう。もしも、頭痛と一緒にこりも感じるようでしたら、こりの原因を改善することで頭痛も改善する可能性があります。

2.首こりによる頭痛の原因

2-1.原因とは?

首こりによる頭痛は、多くの場合、血行不良が原因です。たとえば、ずっと同じ姿勢をしたり、悪い姿勢で生活して首や肩の筋肉に負担をかけたりしていると発生します。また、首周りの骨に何らかの異常が発生しているとこりという形で症状が出ていることもあるでしょう。

2-2.なりやすい人

長時間パソコンを使う人が特になりやすいでしょう。パソコンを使う場合、長い間同じ姿勢を取ることになりますし、画面を見るために首が常に斜め下を向きやすくなります。首周りの筋肉に負担がかかり、血行が悪くなるので、首こりや頭痛に悩まされる方が多いのです。

また、現代人に多い、「ストレートネック」と呼ばれる状態の方も、首に負担がかかりやすいためこりやすいでしょう。ストレートネックとは、その名のとおり首がまっすぐになっている状態のことです。通常、人の首は緩やかなカーブを描いています。このカーブがないと頭の重さをうまく支えられません。そのため、ストレートネックだと首を痛めやすくなったり首周りの筋肉が疲労しやすくなったりするのです。不良姿勢・バレエやダンスなどでの姿勢矯正・格闘技や事故などによるむち打ちなどが原因で発症します。

2-3.関係する病について

このように、こりから発生する頭痛は、生活習慣などから発生する血行の悪さが主な原因です。ですから、首や肩のこりを改善して頭痛も改善するようであれば、病気からくる症状ではありません。しかし、首こりが原因で発症する病気があるので注意しましょう。それが「頸性神経筋症候群(けいせいしんけいきんしょうこうぐん)」です。首こりを主な原因とし、頭痛やめまい、自律神経失調症などを発症します。自律神経失調症では、肩こり・首こり・目の疲れ・動悸(どうき)・息切れ・手足の冷え・不眠・けんたい感・うつ状態などが発症するでしょう。

3.首こりによる頭痛の解消法

3-1.首こりの解消法

首こりの解消法には以下のような方法があります。一つだけ取り入れても効果がありますが、できるだけ多くを平行して取り入れることで、より効果が高まるでしょう。

3-1-1.ストレッチ

首のこりは深層筋と呼ばれる筋肉が影響してきます。ストレッチを行って深層筋をほぐすことで、首のこりを改善させることが可能です。以下の手順で、ストレッチをしてみましょう。

  1. 頭を横に傾け、同時に傾けた側とは反対の肩を下げます。つまり、右に傾けたら左肩を下げるということですね
  2. 首筋が伸びていることを感じたまま20秒間静止しましょう。この際、伸びている感じがない場合には、手を使って頭を傾けてあげると伸びやすくなります
  3. 20秒立ったら首をまっすぐな状態に戻し、リラックスして10秒待ちましょう
  4. 1~3を左右、右前、左前、前のすべての方向で行います

3-1-2.ツボ

ツボを使うことでこりを解消させることもできます。代表的なツボには「風池(ふうち)」「天柱(てんちゅう)」「合谷(ごうこく)」などが挙げられるでしょう。風池(ふうち)は首筋からやや外側、うなじのくぼみにあります。天柱(てんちゅう)は風池(ふうち)から親指1本分斜め下に移動した場所です。風池(ふうち)と天柱(てんちゅう)は、頭を前後しながら指で押すと効果があります。気持ちがいいと感じるぐらいまで続けましょう。合谷(ごうこく)は、手の甲にあります。親指と人差し指の骨の分かれ目から、やや人差し指に寄った場所です。やや強めに押し揉(も)みましょう。

3-1-3.生活習慣の改善

生活習慣を見直すことも、こりを解消する上で重要です。たとえば、運動不足だと筋肉が硬くなったり血行不良に陥ったりします。ですから、定期的に首周りの運動をしてあげると良いでしょう。また、同じ姿勢をずっと繰り返していると、血行が悪くなってこりにつながります。なるべく頻繁に姿勢を変えたり、首周りのストレッチをしたりするようにしましょう。

3-1-4.姿勢の矯正

姿勢が悪いと首の筋肉に負担がかかるため、こりが発生しやすくなります。特に、最近の若い世代に多い、首が前に出て背中が丸まった姿勢は肩や首にとって大きな負担です。正しい姿勢を取るように心がけましょう。しかし、姿勢を直そうとすると、普段は使っていない筋肉を使うので疲れると思います。場合によっては筋肉痛になる場合もあるでしょう。しかし、1週間ほど続けていれば体も慣れてきます。根気強く実践しましょう。

3-2.頭痛の緩和・予防法

実際に頭痛が発生したときに備えて、緩和・予防法を抑えておきましょう。

3-2-1.ストレッチをする

前述したように、首周りの筋肉は頭痛に大きく関係しています。首周りの筋肉をほぐすことで、頭痛を緩和させることが可能です。また、頭痛が発生していないときでも、定期的にストレッチをすることで予防にもなります。

3-2-2.急激な運動を避ける

運動不足の方が激しい運動をすると、運動をした直後に頭痛が発生することがあります。運動不足の方は心肺機能が低下しているため、激しい運動をするとうまく酸素を体に取り込めません。脳が酸欠状態になると酸素をより多く取り込むために血管が拡張し、結果として頭痛が発生します。「労働性頭痛」といい、一次性頭痛の一種です。ですから、運動不足を解消したいからといって、急に高強度の運動をするのはやめましょう。ですから、まずはジョギングなどの軽い運動から始めてください。酸欠になりそうであれば、運動を止めて呼吸を落ち着かせましょう。また、運動中には十分に水分を補給しておくことも大切です。

3-2-3.ストレスを発散しよう

ストレスも頭痛の原因の一つです。ストレスを発散させることで緩和・予防の両面で効果があります。ストレスの発散には、できれば体を使うのがおすすめです。

3-3.薬について

頭痛が起きたとき、多くの方は頭痛薬を飲むと思います。頭痛薬を使う際のメリット・デメリットを覚えましょう。

3-3-1.メリット

真っ先に挙げられるメリットは「確実性」です。ストレッチやツボなどは効果に個人差があります。しかし、頭痛薬はほぼ確実に効果を発揮してくれるのです。また、「即効性」もメリットとして挙げられます。早いものでは、服用後15分程度で効果が出てくるものもあるようです。

3-3-2.デメリット

頭痛薬というのは、頭痛を治しているのではなく、頭痛の痛みを感じないようにしているだけです。ですから、頭痛薬を飲んでも根本的な問題解決にはなりません。数日後にまた同じように頭痛が発生することもあります。また、人によっては薬が合わないというリスクも押さえておかなければいけません。たとえば、2015年の調査では、過去5年で24人もの方が市販薬の副作用で死亡しています。もちろん、服用している人の数から考えれば、ほとんどゼロに近いほどの確率です。しかし、自分は関係ないと思っていると、取り返しがつかないことになるかも知れません。ですから、市販の頭痛薬はなるべく避け、医療機関を受診して医師に処方されたものを服用するようにしましょう。

3-4.NG行為

首周りをほぐそうとして、首を鳴らす人がいます。しかし、この行為は非常に危険なので避けましょう。骨を動かしても筋肉はほぐれないので、首こりは改善しません。それどころか、最悪の場合には首の骨を痛め、障害が残ることもあります。特に、女性は骨密度が低いため、ケガをしやすいので注意しましょう。

4.首こりと頭痛に関連するQ&A

4-1.頭痛が発生したら病院に行くべきですか?

何が原因の頭痛かわかっていない場合には、一度は念のために病院に行ってみましょう。もしかしたら、二次性頭痛の可能性もあるかもしれないからです。しかし、一度行って緊張型頭痛や偏頭痛、労働性頭痛などと診断された場合は、まずはストレッチなどの解消法を試して様子を見ましょう。それでも、ダメならば再度病院に行ってください。不安なようでしたら、違う病院を受診して第2の意見(セカンドオピニオン)をもらうのも一つの手です。

4-2.首こりや頭痛はセルフケアで完治しますか?

時間をかけてセルフケアを行い、それを習慣にすることで改善が可能です。ただし、整体についてあまり詳しくない人の場合、正確な施術ができません。そのため、なかなか完治までは至らないこともあります。整体院で正しい施術をしてもらいましょう。整体院によっては施術だけではなく、アドバイスなどをしてくれるところもあります。ぜひ、利用してみてください。

4-3.頭痛は遺伝しますか?

頭痛の種類にもよりますが、遺伝します。たとえば、母親が偏頭痛持ちの場合、息子には30%、娘には70%の確率で偏頭痛が発症するでしょう。また、父親が偏頭痛持ちの場合は、母親が持っていた場合の半分以下の確率になります。男女で確率が違うのは、偏頭痛が女性ホルモンと関係しているためです。また、群発頭痛も5%ほどと低い確率ですが、遺伝のリスクがあります。

4-4.首こりや頭痛はどこにいって治してもらえば良いのでしょうか?

首こりや、首こりからくる一次性頭痛は病院に行っても根本的な治療にはなりません。湿布や薬をもらえますが、一時的な効果しかないからです。ですから、できれば整体やカイロプラティックなどの施術を受けると良いでしょう。ただし、整体もカイロプラティックも国の定める資格制度はありません。そのため、場合によっては知識も技術も低いカイロプラティック・整体院の場合もあります。利用する際には、インターネットで口コミや実績などを事前に調べておくと良いでしょう。

4-5.生活習慣の改善以外に、首こりの予防方法はありますか?

あまり知られていませんが、実は食べ物と首こりには密接な関係があります。ですから、食生活を改善することでも首こりを改善させることができるでしょう。

4-5-1.ビタミン

首こりを改善させる上で重要なのがビタミンです。たとえば、ビタミンB群(※)が欠乏すると、疲労感やダルさ、イライラ感をいだきやすくなります。ビタミンB群を摂取すれば疲労を改善させ、こりを起こしにくくできるでしょう。また、ビタミンCも疲労回復に効果があることがわかっています。ほかにも、ビタミンEは血行をよくする働きがあるので、十分に摂取することでこりの原因となる血行不良を改善できるでしょう。ビタミンを多く摂取できる食品には、以下のようなものがあります。

  • ビタミンB1:穀類(玄米・はい芽米など、精製度が低いもの)・豚肉
  • ビタミンB2:レバー・うなぎ・卵・納豆・乳製品
  • ビタミンB3(ナイアシン):魚類・豆類・牛乳・コーヒー
  • ビタミンB5(パントテン酸):牛乳・卵・そのほか、ほとんどの食品に含まれている
  • ビタミンB6:肉類・魚類・バナナ・ナッツ・大豆・小麦・にんにく
  • ビタミンB7(ビオチン):腸内で生成されるほか、ほとんどの食品に含まれている
  • ビタミンB9(葉酸):ほうれん草などの緑黄色野菜・レバー・マッシュルーム・小麦
  • ビタミンB12:魚類・貝類・肉類(特にレバー)・牛乳
  • ビタミンC:パセリ・ブロッコリー・ピーマン・レモン・いちご
  • ビタミンE:アーモンド・松の実・落花生・鮎(あゆ)・いわし・すじこ

※:ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・パントテン酸・ビタミンB6・ビオチン・葉酸・ビタミンB12の8種の総称です。ビタミンB4・B8・B10・B11は現在においてビタミンとしては考えられていません。

4-5-2.クエン酸

運動などをしたとき、疲労回復に良いといわれてはちみつレモンを食べたことのある人も多いと思います。はちみつレモンに含まれるクエン酸は、ダメージを受けた細胞を修復するATPというエネルギーの生産を活発にしてくれるのです。そのため、筋肉疲労からくる首こりや頭痛に効果が期待できます。クエン酸が多く含まれている食品は以下のとおりです。

  • 梅干し
  • レモン
  • グレープフルーツ
  • いちご
  • パイナップル
  • キウイ
  • アセロラ
  • お酢

基本的には酸っぱい食品に多く含まれています。これは、クエン酸が酸味成分だからです。そのため、なかなか単体だと多く摂取できません。そのようなときには「はちみつ」を利用しましょう。はちみつにはクエン酸の吸収を助ける効果があるからです。ですから、はちみつレモンはとても理にかなった疲労回復食品といえます。

まとめ

いかがでしたか? 今回は首こりと頭痛の関連性、そして解消法についてご紹介しました。頭痛には首こりなどからくる一次性頭痛と、病気が原因で発生する二次性頭痛があります。一次性頭痛のうち、緊張型頭痛は生活習慣や食習慣、姿勢の矯正、マッサージなどで解消することが可能です。薬を服用することで一時的に解消させることもできます。しかし、痛みをブロックしているだけなので、根本的な治療にはなりません。長期的な改善を求めるのであれば、自分のライフスタイルを改善させることが重要です。また、なかなか自分では改善が見られない場合は、整体師などに相談すると良いでしょう。今回ご紹介した情報をもとに、ぜひとも首こり・頭痛を改善させてくださいね。


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