骨盤の歪みで起こる悪影響とは? 歪みを改善するストレッチについて


骨盤は、脊柱(せきちゅう)をはじめ、頭・肩・腕など上半身を支える土台です。その土台が不安定になってしまうと、猫背・肩こり・腰痛などの症状が頻繁に起こりやすくなります。「肩こり・腰痛がひどくなった」「便秘が長く続く」「むくみ・冷え性が悪化した」などの症状に当てはまる方は、骨盤の歪み(ゆがみ)が原因になっているかもしれません。まずは、歪んだ骨盤をもとの位置に戻すことが大切です。毎日できる改善方法としては、骨盤のストレッチがあります。本記事では、骨盤が歪む原因・ストレッチの方法などについて詳しく解説しましょう。

  1. 骨盤の基礎知識
  2. 骨盤のトラブルについて
  3. 骨盤の歪み、歪みのタイプ、セルフチェック
  4. 骨盤ストレッチについて
  5. 骨盤矯正、プロに頼む場合
  6. 骨盤の歪みに関してよくある質問

この記事を読むことで、骨盤の歪みを改善するストレッチ方法が分かります。悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

1.骨盤の基礎知識

骨盤がどんな働きをする部位なのか、基礎知識を把握することで歪みの予防につながります。まずは、骨盤の基本情報を知りましょう。

1-1.骨盤とは

骨盤は、仙骨(せんこつ)・寛骨(かんこつ)・尾骨(びこつ)という3つの骨で成り立っています。仙骨と腸骨(ちょうこつ)をつなぐ仙腸関節(せんちょうかんせつ)だけで、上半身と下半身をつないでいるのです。また、仙腸関節自体が筋肉と靭帯(じんたい)の力だけで支えられている状態なので、不安定で歪みやすい骨といえるでしょう。

1-2.骨盤の働き、メカニズム、重要性

正常な人の骨盤は、逆三角形のきれいなハートの形をしています。しかし、毎日体を動かすたびに、少しずつ骨盤の位置がずれてしまうのです。歩いたり、座ったりする際の姿勢が悪いほど、骨盤が歪み、上半身と下半身を支える力が弱まってしまいます。骨盤が歪んでくると、逆三角形が四角に開いたり、前後左右にねじれたりするなど、さまざまな形に変化するのです。その結果、全身が歪むことになります。骨盤の歪みから全身の歪みへ連鎖しないためには、正しい位置に保ち続けなければなりません。

2.骨盤のトラブルについて

骨盤のトラブルとは、一体どのようなものなのでしょうか。また、骨盤の歪みで受ける悪影響・原因・なりやすい人について説明します。

2-1.どんなトラブルがあるか

骨盤のトラブルといえば「歪み」です。骨盤の上に内臓が集まっているため、骨盤の位置が崩れる歪みが生じると、猫背・肩こり・腰痛などの症状が現れます。また、骨盤が開くと胃腸などの内臓が下がり、おしりが大きくなる可能性もあるのです。さらに、骨盤の左右のバランスが悪くなると、左右の足の長さが違ってしまいます。歪みは、さまざまなトラブルを引き起こす要因です。

2-2.骨盤が歪むとどうなるか

頭痛・肩こり・腰痛がひどくなったり、脂肪がつきやすくなったりします。また、血液の流れが悪くなったり、代謝が下がったりする悪影響を及ぼすでしょう。代謝が下がるほど、いつもどおりの生活をしていても太りやすくなります。また、むくみ・冷え性・便秘の悪化にもつながるので要注意です。さらに、背骨の中を通っている自律神経にも悪影響を与えるおそれもあります。

2-3.骨盤が歪む原因について

骨盤が歪む原因は、生活習慣によるものがほとんどです。たとえば、スマホを見るときに背中を丸める・イスに座ったとき背もたれに寄りかかる・猫背など、姿勢の悪さが骨盤を歪みやすくします。ちょっとした日常の癖を積み重ねることで骨盤に悪い影響を与えるのです。

2-4.なりやすい人

骨盤が歪みやすい人は、姿勢の悪さが目立ちます。立ったり座ったりしているときに、猫背になっている人は注意が必要です。悪い姿勢はもちろんのこと、骨盤が歪みやすい生活習慣を送っている人も見直す必要があります。以下の項目に当てはまるのなら、改めて生活を見直したほうがよいでしょう。

  • 座るときに足を組む
  • 長時間同じ姿勢で座っている
  • 自然と猫背になってしまう
  • バッグを同じ肩にばかりかけてしまう
  • 合わない寝具を使っている

また、出産後に起きる体調の崩れ・腰痛などの産後トラブルは、骨盤の歪みが原因といわれています。妊娠するとリラキシンというホルモンが分泌され、骨盤を開きやすくするのです。妊娠後に開いた骨盤は、一般的に産後3~4か月後に元の位置に戻りますが、妊娠中の筋力低下によって戻りにくくなることがあります。たとえば、妊娠中に横座り・足組みをしたり、産後にあぐらをかいて授乳をしたりしていると体への負担が大きく、骨盤が歪んでしまうのです。

3.骨盤の歪み、歪みのタイプ、セルフチェック

実際に、骨盤が歪んでいるのか自分でチェックしてみましょう。歪みのタイプも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

3-1.歪んでいるかチェック

まずは、あお向けに寝て全身の力を抜き、両足をまっすぐに伸ばしてください。リラックスした状態で、左右のつま先が開いた角度をチェックしてみましょう。鏡を使うとつま先の開き具合が分かりやすくなります。正常な骨盤の場合は、つま先の開き具合が80~90度になっていますが、左右のバランスが悪いと左右どちらかにつま先が傾くでしょう。骨盤が開いている場合は、角度が90度以上になっています。

3-2.歪みのタイプについて

骨盤の歪みは、「反る」「左右に開く」「前後・上下にずれる」という3つのタイプがあります。
「反る」タイプは、下腹部がぽっこりしている点が特徴です。骨盤全体が後ろ側に反(そ)っているため、おしりが突き出た状態になります。
「左右に開く」タイプは、骨盤が四角く変形しているタイプです。骨盤を支える筋力が低下するため、おしりも自然と四角くなります。
そして、「前後・上下にずれる」タイプは、腰のくびれの位置が左右で違う点が特徴です。おしりの筋肉がゆるんで垂れるため、おしりの肉が流れて太ももが太くなりやすくなります。

4.骨盤ストレッチについて

歪んだ骨盤をもとの位置に戻すためには、骨盤ストレッチが効果的です。自宅でできるストレッチもあるので、ぜひチェックしてください。

4-1.骨盤矯正について

骨盤矯正とは、骨盤を正しい位置に戻すことです。きちんと骨盤矯正が行われれば、内臓の位置も正しい場所へ戻り、やせやすい体をつくることができます。骨盤の歪みで発生した症状が改善できるでしょう。しかし、歪みやすい生活習慣を続けていると、矯正してもすぐに戻ってしまうことがあります。骨盤矯正は、日ごろの生活習慣の改善も大切です。

4-2.骨盤のストレッチとは

骨盤のストレッチは、自宅で簡単にできる骨盤矯正です。骨盤を支える筋力を鍛えることで、歪みの改善と同時に基礎代謝や体温もアップします。基礎代謝がアップすると血液の流れもよくなり、むくみ・冷え性・便秘解消につながるでしょう。ただし、骨盤のストレッチは毎日続けることが大切です。

4-3.ストレッチの重要性

骨盤ストレッチをすることで骨盤の歪みが改善できるでしょう。美しい姿勢が保てるようになり、基礎代謝・脂肪燃焼・血液とリンパ液の流れ改善にもつながります。特に、女性は出産をきっかけに骨盤が開き、歪む方が多いですが、ストレッチを続けることで歪みが解消されたという方もいるのです。

4-4.ストレッチの方法

家で骨盤ストレッチを行う場合は、「おしり上げ運動」がおすすめです。まず、あお向けに寝て両肘でしっかりと体を支えながらおしりを持ち上げてください。3秒間程度おしりを上げたままキープします。この流れを1日に3セット行うだけでOKです。
また、デスクワークで座りっぱなしが多い方は、骨盤周辺の筋肉が硬くなりやすいので、動きを意識したストレッチをおすすめします。「背中を丸める→腰を反る」という一連の流れをゆっくりと丁寧にくり返してください。そうすると、骨盤とその周辺の筋肉が動き、ほぐれて凝りが取れるでしょう。

4-5.ストレッチのポイント

骨盤が開くといわれている起床後の時間・就寝前・お風呂の後にストレッチをすると、より骨盤矯正の効果がアップします。体がほぐれている状態なので、骨盤矯正を行うにはベストタイミングです。また、ストレッチをするときは体をしめつけない楽な服装にしてください。できれば、毎日ストレッチを行うことも大切なポイントです。毎日ストレッチをすることで体も柔らかくなり、基礎代謝がアップが期待できるでしょう。

5.骨盤矯正、プロに頼む場合

自分でストレッチを行うと同時に、プロへ骨盤矯正を依頼するのも改善方法の1つです。プロに頼む前に、知っておくべき内容について解説します。

5-1.骨盤矯正はどこでできるのか

整体院・カイロプラティックサロンなどで骨盤矯正を行うことができます。整体院では、脊椎(せきつい)をはじめ、骨盤・肩甲骨・四肢(しし)などの関節に対する施術が可能です。手足を使って、関節・骨格・骨格筋のズレと歪みを整えていきます。
一方、カイロプラティックサロンでは、体の構造と機能を調整することでゆがみの矯正・痛みの軽減・機能改善と、自然治癒力を高めることができるでしょう。

5-2.整体の効果について

整体は、体の歪みを改善することが目的です。効果は施術者によって異なりますが、肩こり・腰痛・膝の痛みがよくなったという方もいます。しっかり施術をすることで歪みが改善できるかもしれません。整体院の中には、生活習慣や正しい姿勢についてのアドバイスもしてくれるので、日ごろの行いも心がけることができます。

5-3.整体院の選び方

きちんとした施術が受けられるか否かは、整体院の選び方にかかっているといえるでしょう。安心して施術が受けられる整体院を選ぶために、以下のポイントをチェックしてください。

  • 骨盤矯正の整体療法に長(た)けている
  • 女性でも安心して受けられる女性整体師がいる
  • 施術実績が豊富
  • 療法メニューが充実している
  • 無料相談を受けつけている
  • 低料金で利用できる、割引が充実している

焼津・島田・牧之原の整体院「かわもり整体」は、開院から13年で7万人の施術実績があります。肩こり。腰痛をはじめ、多くの不調の原因となる歪みを確認し、正常な位置に戻す施術を行っているのでご安心ください。

6.骨盤の歪みに関してよくある質問

骨盤の歪みに関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.女性特有の症状とは?
A.重い生理痛・生理不順・卵巣機能の衰え・不妊症などの症状は、骨盤の歪みが原因になっている可能性があります。骨盤が歪むことで、女性ホルモンの乱れにつながるのです。女性にとって骨盤の歪みは体の不調へとダイレクトにつながるため、注意してください。

Q.産後に骨盤が開くのは本当? 改善方法とは?
A.妊娠初期からホルモンの働きで少しずつ骨盤が開いていきます。出産後は、骨盤が自然ともとの位置に戻ろうとしますが、生活習慣や癖で開きっぱなしになることもあるのです。骨盤の開きを改善するためには、正しい姿勢を心がけ、猫背にならないように気をつけましょう。

Q.骨盤ストレッチを控えるべきときとは?
A.肩こり・腰痛などの症状がひどいときは、骨盤ストレッチを控えたほうがよいでしょう。逆効果になる可能性もあるため、整体院などでプロに相談してください。また、生理中・生理前は骨盤が開いている状態なので控えたほうがよいでしょう。生理後であれば、骨盤矯正の効果が出やすいのでおすすめです。

Q.骨盤ストレッチをする際の注意点とは?
A.ストレッチをしているときに痛みが走ったときは、すぐにやめてください。そのままストレッチを続けてしまうと、余計に歪みがひどくなるおそれがあります。

Q.骨盤矯正に役立つグッズとは?
A.おなかのぽっこりや腰痛に悩んでいる方は、骨盤ベルトがおすすめです。骨盤ベルトは骨盤を支え、もとの位置に戻る働きをサポートしてくれます。また、デスクワークが多い方は、イスに骨盤矯正クッションを置いて座るとよいでしょう。正しい姿勢をサポートしてくれるので、骨盤にかかる負担が少なくなります。

まとめ

いかがでしたか? 骨盤の歪みによって、頭痛・肩こり・腰痛・むくみ・冷え性などの症状が起きやすくなります。上半身と下半身をつなぐ要ともいえる部位なので、骨盤の歪みは体全体の歪みへとつながるのです。悪化を防ぐためにも、骨盤ストレッチを毎日続けてください。無理のない程度で骨盤ストレッチを続けると、症状がやわらぐでしょう。また、整体などで骨盤矯正と呼ばれる施術を受けるのも改善方法の1つです。日ごろの生活習慣・癖を見直しつつ、骨盤をもとの位置に戻す努力をしてくださいね。


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